はかどるパパ(@hakadoru_papa)です。
本記事では、
自分の子どもが自転車に乗れず
2年間めちゃくちゃ苦労した僕が、
自転車の練習を嫌がるときの対処法と教え方のコツについて解説します。
我が家では4歳から自転車の練習を始めました。
かわいそうなことに、練習を始めてすぐ
すってんころりん、とド派手に転んでしまい、
膝から出血…。
幸い大きな事故には至りませんでしたが、
すっかりトラウマになってしまいした。
それからゆるやかに2年間、
自転車の練習に時間を費やしていきました。
こどもが嫌がる時には無理をさせず、ずるずる…。
それが、あるコトをしただけで
わずか15分程度で自転車に乗れるようになりました。
今回はその方法についてお伝えします!
子どもの自転車の教えるときの3つのポイント
自転車に乗れるようになるまでにしたことは、大きく分けて3つあります。
- 動画で徹底的に学ぶ
- 必要なものを準備する
- 親と子のマインドセット(心構え)
実は、1の動画で学ぶことについては、早くから実践していたのですがなかなか乗れず…。いろいろ調べて実践したところ、上記の2と3を実践したらわずか15分で乗れるようになりました。
1.【動画で学ぶ】乗れるようになる4ステップ
まずはYoutubeを見て乗り方のキホンを抑えてみました。
(勉強させていただいた動画はのちほどご紹介いたします)
(1)ペダルを外してバタバタ歩き
出典:Amazon(画像を選択で詳細が表示されます)
最初のステップは、
自転車に慣れるところからスタートします。
具体的には、ペダルが無い状態で自転車にまたがり、バタバタ歩きをします。ストライダーもこのスタイルですね。
ペダルをこぐ前に、ハンドル操作や身体全体のバランスのとり方を覚えることができるので、このステップから始めるのが一番の近道です。
ペダルを外したあとのバタバタ足走行についてはこちらの動画をご参考ください。
ペダルがめちゃくちゃ固い…
娘は、
に乗っているのですが、このペダルがめちゃくちゃ固い…????どうやっても取れなったので、近所の自転車屋さんにペダルを外してもらいました(税込み500円)
手をケガしないように、プロにお任せして正解でした。
(2)ブレーキのかけ方を教える
続いて、ブレーキのかけ方教えます。
バタバタ歩きに慣れてきたら、ゆるやかな少し坂道をくだるようにしてみましょう。
ブレーキはハンドルブレーキだけでなく、足で止まることもセットで教えます。
下でご紹介するしまじろうの動画のように、
①「ける・ける・あげるー!」である程度スピードを保ち
②「ストップ!」でブレーキ
の練習を繰り返しましょう!これは1日もかからずできるようになります。
(3)蹴りだしの足を教える
いよいよペダルを装着して練習を始めます!まずは、蹴りだしの足について教えます。
日本は「左側通行」の国なので、車道側に転ばないように
・左足が軸足(地面を蹴りだす)
・右足がペダルの上(こぎだす)
とするケースが多いようです。
右のペダルを上になるようにしてセットするように覚えさせ、
左足がペダルの回転に触れないよう足を開いて地面を蹴りだすことを教えましょう。
利き足によっては、逆の足で練習させるのもありです。
5歳の娘は、「軸足が右、ペダルが左足」のほうがうまくいくようでした。
もっと乗れるようになったら安全性に配慮して左足が軸足…を教えます。
(4)親がハンドルを横から支えてスタートする
「自転車をこぐ」以外のことはすべてできるようになりました!いよいよ最後のステップです。ハンドルを両脇から支えながら自転車をこぎはじめます。
どうしても最初は足元に視線がいってしまうので、まっすぐ前を向くように伝えましょう。
出典:Youtube 【パパママ必見】30分で乗れる自転車の練習方法(左5:42頃 右5:10頃)
2.自転車の練習で用意したもの4つ
自転車に乗れるようになるために用意したものは4つあります。
- こどもの体格に合った自転車
- ヘルメット
- ひじやひざのサポーター
- がんばったごほうび
(1)こどもの体格に合った自転車
出典:ides 子ども用自転車サイズの選び方まとめ | インチと年齢・身長目安
自転車の選び方は身長に合わせて!
というのが鉄則です。
我が家では、5歳の誕生日に18インチの自転車をプレゼントしました。
(2)ヘルメット
ヘルメットは子どもの命にかかわる必須アイテムです。
実際に、
自転車での死亡事故の64%は頭部を損傷
出典:公益財団法人 交通事故総合分析センター 「交通事故分析レポートvol.97」
というデータがあります。
実際に走るときにはもちろんのこと、
自転車の練習にヘルメットはかかせません!
我が家では、
長い間使う命にかかわるものなので、
丈夫なもの&信頼できるものを…ということで、SGマーク付きのこちらを使っています。
SGマークは幣協会が定めたSG基準に製品が適合していると幣協会が認証したことを示しており、「安全と安心の目印」です。
一般財団法人製品安全協会 よくある質問 https://www.sg-mark.org/faq/
ブルーが好きならこれもいいかもですね。
ヘルメットのサイズに気を付けましょう
ヘルメットは
子供の年齢と頭のサイズで選びます。
ざっくりですが、
1~3歳はSサイズ(48~52cm)
3~8歳はMサイズ(52~56cm)
がいいと思います。
頭のサイズの確認の方法は
以下の動画もご参照ください。(0:31~)
(3)ひざやひじのサポーター
冒頭にも書いた通り、5歳の娘は転んで
「ひざから出血したこと」がトラウマになり、
自転車の練習から遠ざかるようになってしまいました。
練習を再開できたのも、
改めてサポーターを準備できたおかげ。
いたいのはこわい…けど、さぽーたぁ?で血がでないならやってみるよ…????
と泣きながら「がんばる宣言」をしてくれて、ようやく乗ることが出来ました!
「初めから買ってあげていれば
2年間も費やさなくてもよかったかも…」
と、正直後悔しております。
2000~3000円前後で買うことができるので、必ずこれは準備してあげてください!!!!
上の写真のとおり、
我が家で使っているのはこちら
自転車の色や
好みの色に合わせてそろえるのいいかも。
ブリジストンのものもあります。
(4)がんばったごほうび
本当はあまりとりたくない選択肢。
ごほうびを前提としてしまうと、
「ごほうびが無いとがんばらない」
という悪循環におちいる可能性があるから。
(モンテッソーリ育児の中でも、悪手とされています。)
ごほうびプレゼントは、
「何をやっても嫌がる」
というときの最後の手段としましょう。
ちなみに娘の頑張ったごほうびは、エルサカラーのこども向けタブレットです。
ごほうびをゴールとせず、あくまで取り組みのきっかけとし、あとは本人が楽しんだり、のめり込むようにフォローしてあげることが大事です。
3.親と子のマインドセット
最後に、今回とても大事だなと思ったことは、こどものメンタルケアと親の心構えです。
子供が練習から遠ざかってしまったのは、出血というトラウマエピソードがきっかけです。ですが最大の要因は、そんなケガに負けない「くじけぬ心」の成長をサポートしてあげられなかったことが要因です。
(1)徹底的に話し合う
振り返ってみると、やはりこれが一番大事だなと思いました。
自転車練習しようと、と声をかけても「おうちにいたい」「じてんしゃいやだ」の一点張り。ここは勝負所だと思い、「何が嫌なの?」と優しく聞いてあげることにしました。
すると
またころんで血がでるのがこわいの…????
と大号泣。1年近く前のことが大きなトラウマになっていることを改めて痛感しました。
膝のサポーターをつければ大丈夫なこと、必ず手を離さない、といったことを優しく丁寧説明したところ、
じゃあ、あしたがんばってみる…
と、すすり泣きをしながら、がんばる宣言をもらいました。
自転車に乗れるようになったのは、その翌日のことだったのです。
(2)なんで乗れないだ・・・と思わない
つい、できないことにイライラしたり、「成長が遅いのかな…」と心配することもあるかもしれませんが、初めて取り組むことはできなくて当たり前です。
できるようになるためには、「できないことを認めること」が第一歩です。
こどもの自信がつくまで、これでもか!というぐらい徹底的にサポートしましょう!
余談ですが、自転車をこぎながら、娘はアスリートさながらこんな風につぶやいてました(これには本当に驚きました)
わたしならできる。ぜったいできる…ぜったいできる…(ブツブツ)
(3)小さな「できた」を、とにかくほめる
その場でほめるだけではなく、動画を撮影して、あとで一緒に見ながら、〇〇ができてたね、〇〇がよかったね、と自分自身の姿をこどもに見せて、「自分ってこんなにできるんじゃん!」と自信をつけてあげましょう。
上記のマインドセットに加え、最低限、週に1回は一緒に練習に行くスケジュールを組むことも必要です。
達成感を味わってほしい・負けず嫌いになってほしい・自信を持ってほしいという想いから、徹底的に付き合いました!
自転車教室という選択肢
もし、
『自転車の練習に付き合う時間がない』
『どうしても乗れるようにならない』
というのであれば、プロに頼むというのも選択肢のひとつです。
コロナ禍では少なくなってきておりますが、
お住まいのエリアでやっていないか確認してみましょう!
まとめ
今回の記事では、こどもに自転車の乗り方を教えるコツについてお伝えしました。
ご紹介した内容を実践すれば、
自転車に苦手意識があるこどもでも、
自転車に乗れるようになります。
本記事でご紹介したポイントや動画で
子どもと楽しい自転車ライフをお過ごしください!